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==大前研一ニュース==
==転載はじめ==

各位
◆━世の中どうなってんの…?大前さん!━━
『 大前研一 ニュースの視点 』
2015/10/2 #588 発行部数 178,458部(自社配信+まぐまぐ)
━━━━━━━━━━━━━━◆
 おはようございます。
 ビジネス・ブレークスルー大学 オープンカレッジ問題解決力トレーニングプログラム事務局の窪田です。
 今週の「ニュースの視点」は独フォルクスワーゲン・仏アレバ・世界ビール大手 の話題について大前研一が解説します。

─────────────────────────
  【1】今週の 〜大前研一ニュースの視点〜
─────────────────────────

1)独フォルクスワーゲン VW、アウディ車に大気浄化法違反の疑い
2)仏アレバ 三菱重工に仏アレバNPへの出資要請
3)世界ビール大手 英SABミラーに買収打診

(中略)

**ニュースの視点**

1)──────────────────────────
▼ディーゼル市場全体が消し飛ぶ可能性もあるフォルクスワーゲンの不正
────────────────────────────

米環境保護局(EPA)は18日、独フォルクスワーゲン(VW)と 傘下の独アウディの自動車で大気浄化法違反の疑いが見つかったと発表しました。
EPAによるとVWなどは排ガスに関する試験をクリアするために、 違法なソフトウエアを使っていたとのことです。
ピエヒ会長とヴィンターコーン社長とのお家騒動もあったフォルクスワーゲンの様子を見ていると、 東芝と非常によく似ていると感じます。
競合のトヨタが米国で調子が良いところで苦戦するフォルクスワーゲンにとって、 米国での成功は至上命題でした。
その結果、生まれたのが今回発覚した違法ソフトだったのでしょう。
今や欧州全体を見ると、半分はディーゼルという時代ですから、この事件の影響は計り知れません。
「ディーゼルは経済的に成り立つのか?」「本当にクリーンエネルギーになるのか?」という 根本的な点に疑念を抱かれてしまうでしょう。
マツダもディーゼルを扱っていて、基準をクリアしたと言われていますが、 煽りを食って疑われてしまう可能性も高いと思います。
どういうディーゼルは良いのか、どういうディーゼルはダメなのか、基準を設けることです。 下手をするとディーゼル全てが否定される状況にもなりかねません。
フォルクスワーゲンは、トヨタ、GMと世界のトップを競っていました。 3社の業績などを見ると、ディーゼル化によって急激にフォルクスワーゲンが伸びてきたことがわかります。
今年の前半だけで言えば、トヨタを抜き去りました。 ベントレーやポルシェなど、ブランドも数多く保有しています。
ただし時価総額はトヨタの24兆円に対して10兆円程度で、収益性が低いという課題を抱えていました。
そんなフォルクスワーゲンの焦りは、米国市場でした。 欧州はともかく、かつてビートルで席巻した市場ですが、今は見る影もありません。
米国はクリーンエネルギーの規制が厳しい場所ですが、そこで地位を確立することが重要課題でした。 そうして目をつけたのが、ディーゼルの規制をごまかす不正ソフトです。
検査・テストのときだけ、排ガスの数値を低く見せるというもので、 実際の走行中には、検査時の40倍の数値を示したと言います。
現在、約3兆円〜4兆円ほど時価総額が落ち込みましたが、これでは済まないでしょう。
タカタのエアバッグ問題は「事故」でしたが、フォルクスワーゲンの場合は「確信犯」です。
またそもそも規制をクリアしているディーゼル自体が開発されているかもわからないので、 リコールで収まるかも不明です。
フォルクスワーゲンは解体に追い込まれると思います。
最終的には、フォルクスワーゲンとアウディ以外の保有するブランドも売ることになるかも知れません。
このタイミングでトヨタが手を出すと批判があるかも知れませんが、 ポルシェやベントレーなどをトヨタが手に入れるのも面白いと思います。
いずれにせよ、フォルクスワーゲンとアウディのみで何とか生き残るしか道は残されていないと私は見ています。

2)──────────────────────────
▼三菱重工がフランスの犠牲者にならないために
────────────────────────────

三菱重工業は24日、経営再建中の仏原子力設備大手アレバの原子炉子会社アレバNPへの出資について、 仏側と協議していると発表しました。 これは三菱重工にとって、毒入りきのこ弁当を食べるようなものでしょう。 仏電力公社(EDF)がマジョリティを持つということは、フランスが絡んでくるということになります。 日産、ルノーでもさんざん痛い目にあっていますが、フランスは非常に余計なことをしてくる厄介な存在です。 三菱重工に出資を要請しつつ、中国企業にも同様の動きを見せています。 ゆえに、この枠組に入ると、三菱重工が開発するノウハウを中国に持っていかれる可能性が非常に高いと思います。 と言って要請を断れば、協業関係から閉めだされるのは間違いありません。 その場合には、国際化への対応を自力でやり直す必要が出てきます。 日立・GE側と一緒に、という方向性しかないでしょう。 フランスが関わってくるとなると、主導権は握れません。 行くも地獄、去るも地獄という厳しい状況ですが、それでも今の三菱重工にとってやらざるを得ない選択肢です。 ノウハウが流出しないように、いかに自制を要求できるか、課題は山積しています。 フランスはイスラエルに核兵器の作り方を教えたこともあるなど、何とも「調子がいい国」で油断できません。 三菱重工が犠牲者にならないことを祈るばかりです。

3)──────────────────────────
▼世界シェアの3分の1を占める合併は、独禁法に抵触しないのか
────────────────────────────
ビール世界首位でベルギーのアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)は16日、 同業2位の英SABミラーに買収を提案すると発表しました。 両社を合算すると世界シェアの約3分の1を占めるため、規制当局が買収を認めるかは不透明とのこと。 この合併が実現すると、他の企業は「やってられない」状況になるでしょう。 ハイネケンも健闘していますがまだまだ小さいですし、日本勢にいたっては逆立ちしても及びません。 この合併を認めるなら、独禁法の意義が問われると私は思います。

--- ※この記事は9月27日にBBTchで放映された大前研一ライブの内容を一部抜粋し編集しています

────────────────────────────
▼今週の大前の視点を読み、皆さんはどうお考えになりましたか?
────────────────────────────

三菱重工や中国企業に出資要請している仏アレバ。 大前は、この協業を進めた場合に 三菱重工のノウハウが中国に流れる恐れがあると指摘しています。
グローバルマーケットで戦うためには自社のみのリソースでは難しく、 様々な海外プレーヤーとの協業が求められます。
ただし利害関係の調整は簡単なことではないため、 ステークホルダーとの関係を慎重に作り上げていくことが重要です。
自社にとってのリスクを把握した上で、 事業を前に進める実行力が必要となります。

★問題解決力トレーニングプログラム(大前研一 総監修)
斎藤顕一講師の体験講義映像で問題解決力の重要性を学ぶ。
→ http://r34.smp.ne.jp/u/No/2489189/FEyfCdH7ci0D_43171/489189_151002001.html

(中略)

─────────────────────────
★思考トレーニング 概要
─────────────────────────
◇講義名 事業戦略立案トレーニング
◇講師 今枝昌宏氏(エミネンスLLC代表)
◇講義スタイル オンライン講義視聴のみ(オンラインディスカッションなどはありません)
◇受講費 30,000円(税別)
◇開講日 2015年11月1日(日)〜
◇申込締切 2015年10月26日(月)15時まで

─────────────────────────
★リアルミッション型他流試合 概要
─────────────────────────
◇クライアント freee株式会社代表取締役社長 佐々木大輔様、取締役 東後澄人様
◇ミッション スモールビジネスのバックオフィスに変革をもたらすための競争戦略を考えよ
◇企業URL http://r34.smp.ne.jp/u/No/2489189/7aTadeH7ci0D_43171/489189_151002006.html
◇キックオフセッション日時 2015年11月1日(日)
◇戦略会議日時 2015年12月27日(日)
◇申込締切 2015年10月26日(月)15時まで
◇受講費 12,000円(税別)
<ご注意> ※リアルミッション型他流試合への参加は思考トレーニングの受講が必須となります

─────────────────────────

▼▼思考トレーニングの詳細(オンライン講義 30,000円)
http://r34.smp.ne.jp/u/No/2489189/H2XjejH7ci0D_43171/489189_151002004.html
▼▼リアルミッション型他流試合の詳細(ワークショップ 12,000円)
http://r34.smp.ne.jp/u/No/2489189/ceoz0KH7ci0D_43171/489189_151002005.html

皆さんの挑戦を、お待ちしています!

新しくなったBトレの超実践プログラムに、是非ご期待ください!

(中略)

================================================================
◎お問い合わせ先
大前研一のアタッカーズ・ビジネススクール
URL:http://r34.smp.ne.jp/u/No/2489189/giSDaiH7ci0D_43171/489189_151002009.html
E-mail:abs@bbt757.com/TEL:03-3239-1410 
   ================================================================


(以下省略)

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    ==転載おわり== [2015(H27).10.02] #588 配信記事より(一部記事を省略させていただいています。)







==みずのわ出版==
==転載はじめ==

各位
 今年2点目の新刊、臼田捷治著「書影の森―筑摩書房の装幀1940-2014」につきまして、4月末出来の目処が立ちました。企画をいただいてから、此度の刊行まで数年かかりました。
 装幀・エディトリアルデザインは林哲夫画伯、印刷山田写真製版所、製本渋谷文泉閣。B5判糸篝上製本209頁、収録タイトル234、フルカラー図版730点、豪華本です。本を愛する人のお手許に1冊、必携です。税込定価10,800円のところ、版元直売予約特価8,000にて頒布させて戴きます(林哲夫画伯のblogに掲載あり http://sumus2013.exblog.jp/23854921/
 書店さんとの兼ね合いもあり、予約特価扱いは4月末日までのお申し込み分に限らせていただきます。ご予約お急ぎのほど、よろしくお願い申し上げます。

臼田捷治「書影の森―筑摩書房の装幀1940-2014」
B5判糸篝上製本 209頁 収録タイトル234 フルカラー図版730点
税込定価10,800円 →版元直売予約特価8,000円(2015年4月末迄・〆切厳守)
  ・本が出来次第、郵便振替用紙同梱でお送りします(送料無料)。書籍の到着から10日以内を目処にご送金をお願いします。恐れ入りますが、郵便局への御足労と、振替手数料はご負担願います(窓口よりも、ATMを使ったほうが手数料が安く上がります)。
  ・銀行振込をご希望の場合、別途見積書、領収書等が必要な場合は、その旨お知らせください。
 ・代引サービスは取り扱っておりません。あしからずご了承ください。
申込先 みずのわ出版
〒742-2806 山口県大島郡周防大島町西安下庄、庄北2845
Fax 0820-77-1739 mizunowa@osk2.3web.ne.jp
■本文より  ・本書は、筑摩書房の装幀に携わった幾多のデザイナー、編集者、社内デザイナーの仕事の紹介をとおして、魅力あふれる豊かな実りの系譜を展望しようと企図した。そのことで、わが国の出版文化史に類いない光芒を放つとともに、出版界のひとつの指標となっている同社の装幀が果たしている役割を多角度から浮き彫りにできれば、と思う。
 ・筑摩刊行本の装幀は幾多の社外デザイナーがかかわったり、専門に近い社員もしくは専門スタッフを中心とする社内装幀であったりするが、一貫して独自の品格とクォリティをたたえている。いっときの流行を追わず、奇をてらうことのない節度ある手法に基づく端正なたたずまいは、多彩な交響にあってもおのずと格調高い《筑摩カラー》を形成しているといってよいだろう。
 ・充実した社内専門スタッフと幾多の有能な社外デザイナーの登用。この両輪こそ筑摩カラーの源泉だろう。筑摩書房の装幀にかかわった中には、社員ではあったが吉岡実のような詩人、加納光於、柄澤齊のような版画家、風間完のような挿絵家、中川一政、司修のような画家、久保孝雄・制一親子のような彫刻家、フランス文学者の渡辺一夫、編集者出身である花森安治、田村義也、絵本作家の安野光雅、コラムニストの天野祐吉のような名うての文化人でもある人たちがいる。デザイナー、装幀家以外の、こういった多士済々の才能によっても支えられてきたのだ。
 筑摩書房はわが国の装幀文化が、分野を問わず広く門戸を開いてきたよき伝統を体現してきたのであり、まさにその歩みは、装幀文化の縮図であり、みごとな見取り図だといってよい。実際、私はこれほどのロールモデルをほかに知らない。筑摩本の時代性を超えた功績であり、並びない魅力である。
 ・書物が時代の産物であると同じく、装幀もまたそれぞれの時代の文化状況を刻みつけている。各時代の嗜好や背景にある印刷技術の変遷が、リトマス試験紙のように如実に映し出されているのだ。そのため、経年による劣化状況も手がかりになるとはいえ、装幀を一瞥すると、奥付で確認するまでもなく、その書物が生まれた年代におよその察しがつく。本書は装幀に限定してはいるとはいえ、筑摩書房という並びない舞台上で演じられた出版デザイン史のドラマであり、もうひとつのと出版文化史として眺めていただければ幸いである。
*(省略)
*転送ならびに転載は大歓迎、です。
 みずのわ出版/みずのわ写真館/つちのわ物産
 代表 柳原一徳
〒742-2806 山口県大島郡周防大島町西安下庄(にしあげのしょう)、庄北(しょうきた)2845 庄区民館2軒上ル
Tel/Fax 0820-77-1739
E-mail mizunowa@osk2.3web.ne.jp
URL http://www.mizunowa.com
blogみずのわ編集室 http://d.hatena.ne.jp/mizunowa/
フェイスブック http://www.facebook.com/Mizunowashuppan
携帯電話 080-3816-1083
携帯mail mizunowa-shuppan@docomo.ne.jp


    ==転載おわり== [2015(H27).04.03]  配信記事より





==大前研一ニュース==
==転載はじめ==

■(1)〜大前研一ニュースの視点〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
リークアンユー氏死去・財政健全化・国の連結バランスシート・電源構成〜やるべきことをやらない日本の政治家の姿
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
リー・クアンユー氏が死去
財政健全化、はや暗雲
国の連結バランスシート 2013年度末時点の債務超過額451兆円
電源構成 2030年の原発比率「20%が下限」
-------------------------------------------------------------
▼日本の政治家とは一線を画するリー・クアンユー氏の思考力と行動力
-------------------------------------------------------------
 シンガポールのリー・クアンユー元首相が先月23日、同国内の病院で死去しました。
 91歳でした。国葬は29日に営まれました。
 リー・クアンユー氏は善意ある独裁者と言われるほど、強力なリーダーシップを発揮し、天然資源も何もなかったシンガポールを、今では一人あたりGDPで日本を上回り、5万ドルを超えるレベルにまで発展させた立役者です。
 私は数十年前、シンガポールから国家戦略のアドバイザーの依頼を受けたことがありましたが、当時のリー・クアンユー氏は、ケンブリッジ大学で学んだ英国教育の影響が大きかったのでしょうが、「2次産業がなくして国は成り立たない」と考えていました。
 時計や造船などの産業を興すつもりだったようです。
 私はその意見に反対し、実現しつつあるASEANに目を向け、この枠組の中で実質的な首都の立場を取ることができれば、サービス業や金融業の3次産業だけでやっていけるとアドバイスしました。
 残念ながら、リー・クアンユー氏には受け入れられず、結局シンガポールはオランダから別のアドバイザーを連れてきて2次産業を始めました。しばらくして、その2次産業が上手くいかず、再度私のところへ依頼が来たのですが、すでに私はマハティール氏のアドバイザーに就任していましたので断りました。
 その後、リー・クアンユー氏も3次産業へ目を向けて、結果としてシンガポールは、規制を撤廃し外国企業を誘致することでサービス業や金融業といった第3次産業で見事に大成功を収めました。
 最初は私の意見を受け入れなかったリー・クアンユー氏ですが、一度気が付くと、行動は迅速で徹底したものでした。
 シンガポールでは法律で長髪とチューインガムを禁止しています。その理由は、シンガポールが「ホテルモデル」だからです。
 すなわち、シンガポールは世界中からお客さんに来てもらうホテルであり、 国民はそのホテルの従業員と同じなのだから、長髪やチューインガムは許されない、ということです。
 このあたりの徹底ぶりが、善意ある「独裁者」と言われる所以でしょう。
またリー・クアンユー氏は、インドにシンガポール型の工業団地を作る手伝いをするなど、色々とシンガポールでの成功モデルを使って、他人を助けていました。 非常に影響力のある人でした。
 決して仲が良くなかったマレーシアのマハティール元首相も、今回の訃報を受けて「アジアの偉大な指導者を失った」と功績をたたえたそうです。
 どうしたら日本でも、リー・クアンユー氏やマハティール氏のような政治家が出てくるのか?と聞かれることがありますが、率直に言うと私は「頭の構造が違う」とさえ感じます。
 日本の政治家にも期待したいところですが、今の日本の政治家を見ていると、正直、難しいかも知れません。
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▼日本の政治家は、問題を見て見ぬふりをするしかできなくなったのか。
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 政府が夏につくる財政健全化計画に、はやくも暗雲が漂いはじめました。
 安倍首相は消費税率10%への引き上げ延期を決めた2014年11月、日本財政への信認が損なわれないように取りまとめを約束したものの、先月13日の衆院財務金融委員会では、「10%までは消費税を上げるが、それ以上の引き上げで税収を増やすことは考えていない」と言い切ったとのことです。
もし消費税を10%以上の引き上げを封印するとしたら、GDPが2%成長をしても基礎的財政収支はプラスに転じず、GDPが1%成長なら横ばいから悪化していく試算になります。
財務省が先月27日発表した、負債が資産を上回る「債務超過額」は451兆円と1年前に比べて4兆円増えて過去最高になっています。
資産が伸びているから大丈夫などと言っていた政治家もいましたが、賞味の負債で450兆円です。
国民一人あたり450万円の借金になり、どう考えてもこれを返済するのは難しいでしょう。
このような社会で、どう希望を持てばいいのか?どうすればいいのか?
これらの点について、私の意見をまとめた本(「低欲望社会」)を近いうちに上梓する予定です。ぜひ手にとって見て下さい。
 日本の政治家について言えば、もはやこれらの試算が発表されても、安倍首相を筆頭に問題から目をそらし、現実逃避しているだけで解決策は見えてきていません。非常に残念なことです。
* * * * *
 経済同友会は先月24日、2030年時点の望ましい電源構成(ベストミックス)と原子力発電の比率について「原発依存度は20%程度を下限とすることが現実的だ」との提言を発表しました。
 電源別発電電力構成比を見ると、3.11以降、石炭、LNGなどが増えて、クリーンエネルギーという観点で言えば、完全に悪化しています。
さらに重要なのは、ベースロード電源を確保できないことでしょう。
 日本でベースロード電源になり得るのは、石炭と原子力くらいでした。太陽光発電や風力発電など、再生可能エネルギーは「気まぐれ」ですから、ベースロード電源としては不安です。
 現実的に言って、原発の割合を2割ほどにすれば日本の電源構成は安定するでしょう。
 今の日本における原発への逆風の中、経済同友会が発表した内容は正論だと思います。しかし、一方で政府の対応がよろしくありません。
この正論の正しさを、国民に説明する必要があります。
 例えば、柏崎刈羽原発は福島第一原発の教訓をすべて反映させて、3000億円もの資金を投じて改善しています。
 福島で何が起きたのか?どうすれば避けられたのか?という点を、 政府は国民にわかりやすく説明するべきです。
 やるべきことをやらない日本の政治家の残念な姿が、ここでも現れてしまっています。
---
※この記事は3月29日にBBTchで放映された大前研一ライブの内容を一部抜粋し本メールマガジン向けに編集しています
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▼今週の大前の視点を読み、皆さんはどうお考えになりましたか?
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今週は財政健全化について解説をお届けしました。
記事中、大前は日本の政治家について、問題から目をそらし現実逃避をしていると指摘しています。
仮に、代案となる「実行しやすい」解決策を提示したとしても、それが本質を見失っている限りインパクトを生み出すことはできません。
多くの場合、解決策の実行に阻害要因はつきものです。この阻害要因を取り除き、解決策を推し進めていくことが重要です。
問題の解決を先送りせず、自らが使命感を持って動くこと。
これはProblem Solverの基本姿勢です。
★一流のプロが教える成果につながる「考える技術」
問題解決力トレーニングプログラム(大前研一総監修)
http://r34.smp.ne.jp/u/No/1884244/F0GLfFH7ci0D_43171/884244_150403001.html

    ==転載おわり== [2015(H27).04.04] #562 配信記事より





==一新塾ニュース==
==転載はじめ==

☆〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓☆
        一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
      【第594号】 発行日:2015年4月2日
            http://www.isshinjuku.com
☆〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓☆
■ 塾生活動レポート
      「子ども虐待予防活動を通じた出会いと学び」
                  一新塾第25期 東京本科 佐藤孝典
■【予約受付中!】一新塾第36期(5月開講)「一新塾体験セミナー&説明会」
        → http://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html
    ●東 京:4月 8日(水)19:30〜21:45
        4月11日(土)19:30〜21:45
        4月15日(水)19:30〜21:45
        4月18日(土)15:00〜17:45
   ●大 阪:4月25日(土)13:00〜15:45(最終回)
   ●名古屋:4月26日(日)13:00〜15:45(最終回)
   ●仙 台:4月 5日(日)13:00〜15:45
        5月 2日(土)13:00〜15:45(最終回)
   ●通 信:随時、お電話で個別説明させていただきます。
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 メルマガ読者の皆さま。一新塾の森嶋です。
 今回は2010年11月に一新塾第25期を卒塾された佐藤孝典さんのメッセージをお届けいただきます。佐藤さんは、一新塾で仲間と共に「子ども虐待予防プロジェクト」を立ち上げました。2010年9月に開催したシンポジウム直後、当時の佐藤さんの振り返りの言葉です。
「本音を言うと、シンポジウム直前まで、私は虐待問題に関わることに
恐怖心を抱いていました。私の発言や行動で、虐待被害者を傷つけてしまう こともあるからです。しかし、メンバーが自分の根っこの気持ちをずっと支え続けてくれました。もうひとつ。シンポジウムでは虐待被害者の方が虐待体験を語ることになっていました。彼らが勇気を出して人前に立つというのに、私だけ怖じ気づいている訳にはいきません。そう思った時、私は初めて本当の覚悟ができました。」
 現在も子ども虐待予防に、日々、奮闘されている佐藤さんの志を生きる挑戦 をお伝えさせていただきます。
◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆
  塾生活動レポート
       「子ども虐待予防活動を通じた出会いと学び」
                  一新塾第25期 東京本科 佐藤孝典
◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆
●私のミッション
「もうこれ以上、子どもたちの傷つく顔をみたくない。
 だから、子ども虐待を予防する仕組みをつくる」
 これが私のミッション(使命)です。
●子どもの虐待が社会問題
 今、子どもの虐待が社会問題となっています。平成25年度、全国の児童 相談所における子ども虐待に関する相談件数は、約7万件で過去最多となっています。子どもが死亡する悲惨なニュースも後をたちません。平成24年度は、心中を含め90人の子どもが命を落としています(※参考:社会保障審議会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会の報告)
 死亡した子どものうち、7割が0〜3歳児で、その中でも0歳の赤ちゃんが最も多くなっています。加害者の7割が実の母親であり、これらのデータからは、母親が実の子どもを殺してしまうという現実が見えてきます。
●親自身が追い詰められている
 これだけのことを並べると、「幼い子どもを殺してしまう恐ろしい親…」と 思われますが、実はこの背景には「親自身が追い詰められている」という現実も見えてきています。
●傷ついた少女に出会い
 私は9年前に、ある教育現場で、母から虐待を受け傷ついた少女に出会いました。
 児童相談所に保護されていく彼女は、安心でもなく、怯えているでもなく、すべてを諦めてしまっているかのような彼女の表情を私は今も忘れることができません。一方で、この母は母子家庭であるため、夜も懸命に働き家計を支え、必死に生活をしていた姿もありました。母子で経済的にも困り、社会から孤立していくなかで、起きた虐待事件でした。
 その親子と出会うまでの私にとっては、子ども虐待問題は自分とは関わりのない事でした。しかし、目の前の親子を支えられない無力な自分への怒りをきっかけに、子ども虐待問題は身近な問題に変わっていきました。子ども虐待問題解決のためには、福祉分野だけでなく、制度や、人々の意識の変革が必要だという考えにたどり着いたとき一新塾に出会いました。
●子ども虐待予防プロジェクト
 私は一新塾で、「子ども虐待予防」のビジョンを掲げ、このビジョンに共感して くれた3人の仲間と「子ども虐待予防プロジェクト」を発足しました。
 私たちは一新塾で教わった「現場主義」の考えの元、過去に虐待を受けた被虐待者の方々にインタビューをし、その方と協働してフォーラムを開くことができました。
 ここまで書くと順調に活動が進んできているようにも見えますが、実際の私は、 子ども虐待問題という深刻な問題に関わることや、主催したこともないフォーラム の実施などに対し、自分のような者が関わってよい問題なのかと、不安感や恐怖心 を抱いていました。しかし、そのような不安も仲間とともに乗り越え、フォーラム 実施という活動の第一歩を踏み出すことができました。
●解決のためのアクション
 一新塾卒塾後の現在は、東京都三鷹市や武蔵野市を中心に、いくつかの活動を 行なっています。
(1)「被虐待者や専門家と協働した子ども虐待予防啓発フォーラム」の実施。  毎年、全国児童虐待防止月間である11月に、子ども虐待予防啓発フォーラムを 実施しています。被虐待者や、虐待の専門家と協働して、当事者目線の子ども虐待 の実態を伝えてきました。
(2)「子どもの居場所・鷹の子の部屋」活動
 2011年8月には、子どもの居場所「鷹の子の部屋(※東京都三鷹市で実施)」を開始しました。学習支援やレクなどを通じて、家庭に居場所のない子どもたちと、地域のボランティアとをつなげる活動でした。行政機関とも連携し運営していましたが、資金難と人材難で運営が困難になり、現在は休止しています。
(3)都内6つの子育て団体との協働プロジェクト「ゆる育児キャンペーン」
 2012年から、都内6つの子育て団体が協働し「ゆる育児キャンペーン」を 開始しました。「完璧じゃなくていい。誰かに頼ってもいい。ココロが軽くなる育児」をスローガンに、ゆるやかな形で子ども虐待防止の活動を行なっています。 スウェーデン大使館(※1)と協働して体罰防止を目指したシンポジウムも行っています。
(※1スウェーデンには、体罰禁止の法律があります。「長くつ下のピッピ」著者のアストリッド・リンドグレーン氏が行った、ある文学賞の授賞式での、子どもへの暴力に関するスピーチをきっかけに体罰禁止となりました。)
(4)「あたらしい子育て学級」ワークショップ
 2014年11月には、「あたらしい子育て学級」を開始しました。行政や病院 で行われる両親学級では学べない、虐待の芽にもなり得る夫婦問題や、叩かない 子育て方法などを、他の家族と交流しながら学びます。将来的には、行政と連携 して地域のすべての親子に体験してもらえるような形を目指しています。
   これらの活動が認められ、平成27年度には、いくつかの助成金を得ることも できました。これを機に、活動での学びや、当事者とのつながりを活かした冊子 づくりを行う予定です。
 子ども虐待問題はとても複雑で解決の難しい問題です。私は虐待を予防的に 解決するためには「支援」という形だけでなく、当事者同士が仲間をつくり、 ともに学び、いっしょに困難を乗り越えて行くかたちが理想だと考えています。 子育て中の私たち自身も当事者として、仲間と学びあいながら、子ども虐待のない 社会をつくっていけるよう活動を続けたいと思います。
◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆
 【予約受付中!】  東京・大阪・名古屋・仙台・通信
          一新塾体験セミナー&説明会
         「"根っこ力"が社会を変える!」
         一新塾第36期、2015年5月開講
◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆
一新塾は、新しい日本を創造するネクストリーダー養成学校です。
このたび、東京・大阪・名古屋・仙台にて「一新塾体験セミナー&説明会」
を開催いたします。一新塾がどんな場なのか、体験してみたい方は、
ぜひとも、ご参加ください。
なお、通信科をご希望の方には、お電話で個別説明をさせていただきます。
【このような方々が参加されています】
 ◎多様な社会のテーマを学びたい方
 ◎志を果たす生き方をしたい方
 ◎人生の壁にぶつかっている方
 ◎志を応援しあえる仲間が欲しい方
 ◎自分にあった社会貢献のフィールドを見つけたい方
 ◎仕事をしながら地域の問題解決に取り組みたい方
 ◎社会起業家や政治家を志す方
 ◎NPOを立ち上げたい方
 ◎家族の課題を社会で解決したい方
 ◎仕事の壁を乗り越えたい方
【主な内容】
 ●なぜ通うだけで人生と社会が変わるのか?
 ●社会変革の先駆者より社会のテーマを学ぶ〜30人の講師陣
 ●ゼロベースでビジョンを描くには?
 ●仲間と共に現場主義を生きる方法
 ●20世紀リーダーと21世紀リーダーの違い
 ●「根っこ」(志)と「幹」をつなげる『問題解決フレームワーク6つの箱』とは?
 ●「社会起業」「政策提言」「市民活動(NPO)」で社会を変える方法論
 ●志のコミュニティから生まれた750の社会を変えるプロジェクト!
 ●質問タイム
 講 師:森嶋伸夫(一新塾代表理事・事務局長)
 テーマ:「"根っこ力"が社会を変える!」
 参加費:無料
 申込み:末尾の申込フォーマットにてお願いします。
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【東京本科 体験ワークショップ&説明会】
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 日時: (7)2015年4月 8日(水)19:30〜21:45
    (8)2015年4月11日(土)15:00〜17:45
    (9)2015年4月15日(水)19:30〜21:45
    (10)2015年4月18日(土)15:00〜17:45
      ※現時点で決定しているスケジュールです。
       ご都合あわない方はこの先も予定しています。
 会場:一新塾セミナールーム
    (住所)東京都港区芝3-28-2カスターニ芝ビル2F
    (地図)http://isshinjuku.com/map.html
編集注)以下無編集==
------------------------------------------ 【大阪地域科 体験ワークショップ&説明会】 ------------------------------------------  日時:2015年4月25日(土)13:00〜15:45(最終回)  会場:「難波市民学習センター」     (住所)大阪市浪速区湊町1丁目4番1号 OCATビル4階     (地図)http://www.osakademanabu.com/namba/ --------------------------------------------- 【名古屋地域科 体験ワークショップ&説明会】 ---------------------------------------------  日時:2015年4月26日(日)13:00〜15:45(最終回)  会場:「ウィルあいち(愛知県女性総合センター)」     (住所)愛知県名古屋市東区上堅杉町1番地     (地図)http://www.will.pref.aichi.jp/frame/f-kotu.html --------------------------------------------------- 【仙台地域科 体験ワークショップ&説明会】 ---------------------------------------------------  日時:(1)2015年4月5日(日)13:00〜15:45     (2)2015年5月2日(土)13:00〜15:45(最終回)  会場:「仙台市民会館」     (住所)仙台市青葉区桜ケ岡公園4番1号     (地図)http://www.tohoku-kyoritz.co.jp/shimin/koutu/guide.htm ------------------------------------------ 【通信科 電話での個別説明】 ------------------------------------------  ご多忙な方、上記地域以外の方を対象に通信科をご用意しています。  随時、お電話でお電話での個別説明を10〜15分程度させていただきます。  (東京・大阪・名古屋・仙台での説明会へのご参加も大歓迎です)
-------------<申込フォーマット宛先:iss@isshinjuku.com>-----------------
■資料請求
   ( )第36期パンフレットの郵送を希望します(無料)
■一新塾第36期(2015年5月開講)「一新塾体験ワークショップ&説明会」に参加します。
 【東京会場】
  2015年
   ( )4月 8日(水)19:30〜21:45
   ( )4月11日(土)15:00〜17:45
   ( )4月15日(水)19:30〜21:45
   ( )4月18日(土)15:00〜17:45
 【大阪会場】
   ( )4月25日(土)13:00〜15:45
 【名古屋会場】
   ( )4月26日(日)13:00〜15:45
 【仙台会場】
   ( )4月5日(日)13:00〜15:45
   ( )5月2日(土)13:00〜15:45
 【通信科】
   ( )電話での個別説明希望
      ※ご希望の日時→  月  日  時頃(13時〜22時の間でお願いします)
お名前:
ご住所:                    (〒  −   )
TEL:
FAX:
E-mail:
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<編集・発行は> 特定非営利活動法人 一新塾 事務局 森嶋伸夫
●ご意見・ご感想はこちらへ  >>> iss@isshinjuku.com
●一新塾ホームページはこちら >>> http://www.isshinjuku.com/
●メールマガジン退会はこちら >>> http://www.mag2.com/
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    ==転載おわり== [2015(H27).04.03] #594 配信記事より





==転載はじめ==

各位

■ご報告
梓会出版文化賞第30回記念特別賞」の受賞が決まりました。創業18年目にして、賞と名のつくものを戴くのは初めてです。小社の賞罰連戦連敗記録の終結と広島カープの優勝、どちらが先に来るか? と言うてたのですが……。
 対象期間内の刊行物で選考基準として提出したのは以下4点です。全国離島振興協議会・日本離島センター関係の書籍が4点中3点を占めます。なかなかに誰も見向きもしない離島振興に関わる仕事を評価して戴けたのは有難いことです。
○「島―瀬戸内海をあるく 第3集 2007-2008」→ http://mizunowa.com/book/book-shousai/shima3.html
○「馬毛島・青ガ島のその後/離島と観光の問題 宮本常一離島論集第4巻」→ http://mizunowa.com/book/book-shousai/ritou4.html
○「利尻島見聞/離島振興の諸問題 宮本常一離島論集第3巻」→ http://mizunowa.com/book/book-shousai/ritou3.html
○「神戸市戦災焼失区域図復刻版」→ http://mizunowa.com/book/book-shousai/kobe-map.html


男の隠れ家教養シリーズ「一度は読んでほしい小さな出版社のおもしろい本」(三栄書房、722円+税)に出ました。書店さんでご購入ください。
詳細→ http://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=8024

■12月の新刊
周防大島文化交流センター編・森本孝監修「宮本常一の風景をあるく 周防大島東和」、郵便振替用紙同梱、ねこメエル便でお送りします。税込2700円、送料サービスです。全国の書店さんでも取寄せ可能です。
本の詳細(小社サイト)→ http://mizunowa.com/book/book-shousai/miya-01.html

12月11日付中国新聞記事(Facebook小社ペイジ)→ https://www.facebook.com/Mizunowashuppan/photos/a.301270456646643.69011.301262353314120/683440885096263/?type=1&theater

■小社の経済活動のご案内
 あと2年で商業出版社としての活動はひと区切りとしますが、科研費や大学の出版助成のつく仕事は継続しますし、自費出版部門も維持します。内容的に良いものであれば、小社刊行物として販売します。そのために取次との取引は継続します。出版社は、完全に辞めることはなかなかできないのです。
 自費出版の企画がありましたら小社にご相談ください。すべて編集プロダクション任せでおカネが滅茶苦茶にかかるだけの江戸の大手版元よりは、数百段上の仕事をするという自負はあります。

■つちのわ物産の晩生温州ミカン販売について
 僻地の事情により経営面積が一気に増えたミカンにつきまして。おかげをもちまして早生温州ミカンは短期間で完売し、12月初旬に販売を開始した普通温州ミカンも残り僅かです。年末にあたり、今月20日以降収穫した晩生温州ミカンの販売を行います。
 今回販売するのは、耕作者の撤退により今年9月から引き受けた山の畑のミカンです。
 前の耕作者がしっかりと面倒をみてこなかったことにより、私が1年通じて育てた他の畑のミカンと比べると、色づきが悪く玉が小さく、黒点などの発生により見た目が悪い、という難点があります。ご注文にあたって、そこのところは事前了解を頂かねばなりません。ただ、これは平地の田圃転換畑にはない、山の畑のアドバンテージなのですが、日当たりと水捌けの良さが幸いし、まあまあの仕上りとなっています。
 収穫終了後、前耕作者が荒廃させてしまった山の畑をひと冬かけて整備します。傷んだ木を伐採し、植替えを進める必要もあります。施肥と消毒も手を抜かずやっていかねばなりません。元々は良い畑であっただけに、精魂込めて面倒をみれば、来年は納得のいくミカンが仕上るのではないかと思います。 私が年間通じて面倒をみたミカンと比べると一寸納得のいかない仕上りではありますが、それでも都会のスーパーで売っているふやけたミカンより味は数段上です。ご賞味頂けたら有難いです。
 価格は、5キロ筺1筺で1,500円+送料、10キロ筺1筺で2,500円+送料となります。メエルでご注文願います。28・29・30日の発送作業にて、ご注文の受付順で発送します。
 アドレス→ mizunowa@osk2.3web.ne.jp

 送料は以下の通りです(5キロ、10キロとも同額)。ゆうぱっくもしくはクロネコでお送りします。
・中国 650円(翌日午前着)
・関西・九州 700円(翌日午後着)
・四国・中部・北陸 800円(翌日夕方着)
・関東・信越 900円(翌日夕方着)
・東北 1,100円(翌々日着)
・沖縄 1,200円(翌々日着)
・北海道 1,400円(翌々日着)

・郵便振替用紙同梱でお送りします。年明け1月10日頃までに送金をお願いします。
・代引は取扱っておりません。あしからずご了承下さい。
・今シーズンから送料が大幅に値上りしました。こればかりは致し方ありません。

*転送ならびに転載は大歓迎、です。

   みずのわ出版/みずのわ写真館/つちのわ物産
   代表 柳原一徳

〒742-2806 山口県大島郡周防大島町西安下庄(にしあげのしょう)、庄北(しょうきた)2845 庄区民館2軒上ル
・Tel/Fax 0820-77-1739
・E-mail mizunowa@osk2.3web.ne.jp
・URL http://www.mizunowa.com
・blogみずのわ編集室 http://d.hatena.ne.jp/mizunowa/
・フェイスブック http://www.facebook.com/Mizunowashuppan
・携帯電話 080-3816-1083
・携帯mail mizunowa-shuppan@docomo.ne.jp

※注)掲載にあたり原文の一部を加筆しています。
    ==転載おわり== [2014(H26).12.27]





===転載====[2014(H26).01.11

━ 世の中どうなってんの…?大前さん!! ━━━━━━━━━━━━━━━━          大前研一 『 ニュースの視点 』                        2014/1/10 #499                 発行部数177,994部(自社配信+まぐまぐ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   おはようございます。    ビジネス・ブレークスルー大学 オープンカレッジ 問題解決力トレーニングプログラム事務局の石川です。    今週の「ニュースの視点」は、道州制・大阪府政の話題について 大前研一が解説します。 INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     【1】今週の 〜大前研一ニュースの視点〜         『 道州制・大阪府政〜冷静に現象を捉える視点を鍛える 』 【2】問題解決力トレーニングプログラム より    『 修了生による受講体験談のご案内 』    学習をスタートした動機は?修了後の学習効果は?        ウェブサイトにて「受講生・修了生の声」を紹介しています。 【3】問題解決力トレーニングプログラム より      『 奨学還付金制度 第二期のご案内 』    対象コースを修了すると10万円を還付!    奨学還付金制度の第二期募集は来年1月26日24時まで。 【4】問題解決力トレーニングプログラム より      『 企業経営必須スキルコースの講座をご紹介 』    いま自分に必要なスキルを選んで学べる!   経営者視点で仕事をするための15講座をピックアップ。      【5】クリックアンケートのお願い          【6】あとがきに代えて ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏━■ 〜大前研一ニュースの視点〜 ┃1┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┗━┛『道州制・大阪府政〜冷静に現象を捉える視点を鍛える』 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 道州制 同床異夢の道州制 大阪府政 泉北高速鉄道 三セク売却議案が否決 ------------------------------------------------------------- ▼ 道州制の実現に向けて、各論レベルでの議論が重要 ------------------------------------------------------------- 日経新聞は12月20日、「同床異夢の道州制」と題する記事を掲載しました。 これは19日に開催された全国知事会議で、先の臨時国会において 道州制推進基本法案の提出を見送った自民党に抗議文が 提出されたと紹介。 日本維新の会との連携を探る政策として道州制を重視した自民党も、 日本維新の会が橋下共同代表の慰安婦発言などで勢いを失うと、 熱気が急速にしぼんだと指摘しています。 これは本当に残念なことです。もし橋下氏が、道州制のみに 集中してやっていれば、こんな事態にならず、 実現に向けて動いていたと思います。 また日経新聞がいう「同床異夢」というのは的を射た表現です。 地方に権限を持ってくるということで、全国各地の知事も 道州制に「総論」としては賛成しています。 しかし「各論」になってくると、反対する立場をとる人もいます。 例えば、福島県は東北ではなく関東と一緒になることを望んでいたり、 四国と中国で一緒になることはお互いに望んでいないなど、 それぞれ意見が異なります。 道州制の実現にあたり、地域によっては経済的に独立できるのか 不安視されているところもありますが、私に言わせれば 「四国だけでもデンマーク並みの経済がある」のだから、大丈夫です。 実現しようと思えば、やれるはずです。 私は今後も道州制の実現に向けて尽力していきたいと思っていますが、 返す返すも橋下氏の勢いが削がれてしまったのが残念です。 もし橋下氏があのままの勢いで道州制を推し進めていれば、 自民党も民主党も従うしかなかったと思います。 ------------------------------------------------------------- ▼ 大阪府政の根本的な問題は、橋下氏の政治的な力が衰えたこと ------------------------------------------------------------- 大阪府が泉北高速鉄道を運営する第三セクターの株式を 米投資会社に売却するための関連議案が12月16日の 府議会本会議で否決されました。 大阪維新の会は会派として賛成方針を決めていましたが、 所属4議員が反対。 大阪維新は市議会に加え、府議会でも単独過半数の勢力を 維持できなくなり、看板政策「大阪都構想」への影響は 必至の様相です。 地下鉄の民営化も計画倒れに終わり、 この案件も非常に面白い試みでしたが否決されてしまいました。 すでに、大阪維新の会はガタガタの状態になっています。 地元大阪でも決定事項を通すことができず、府議会、市議会でも 過半数を割り込んでいます。 かつて橋下氏と維新の会に勢いがあった頃は、 下手に反対すると「橋下氏が怖い」という感覚があったはずです。 郵政選挙で刺客を送り込んだ小泉元首相のように、 何かあれば橋下氏が対立候補を送り込んできて 痛い目にあうかもしれない、という怖さです。 ところが前回の堺市長選挙で、すでに橋下氏と維新の会には、 その力がないことが露呈してしまいました。 だから、今は誰も怖れる人はいないでしょう。 橋下氏の影響力が低下し、今回の三セク売却議案だけでなく、 すべてが巻き戻されてしまうと思います。 当然、大阪都構想も白紙になるでしょう。 非常にもったいないことです。 外資系ファンドへの恐怖が原因という人もいますが、 より根本的には橋下氏や松井氏の力がなくなってしまった ことだと私は思います。 そして、そもそも外資系ファンドだからと言って 敬遠すること自体、私には理解できません。 外資系ファンドであっても法律には従うわけですから、 何か法に抵触することがあれば訴えればいいだけです。 外資系というだけで「黒船」を例に出して、 恐怖心を煽る人がいますが、黒船にしても日本の開国のきっかけを 作ってくれたのですから、感謝すべきです。 戦後の財閥解体なども、より日本の財閥系企業を強くする 結果になっていますから、私は良かったと思っています。 外資というだけで盲目的に怖いと考えるのではなく、 冷静に客観的に見るべきでしょう。 大阪府政の根本的な問題は、橋下氏の政治的な力が衰えたことです。 今回の件も、それが表面化した一例に過ぎないと思います。 ========================================================== この記事は12月22日にBBTchで放映された大前研一ライブの 内容を一部抜粋し、本メールマガジン向けに編集しております。 ========================================================== -------------------------------------------------------------  ▼ 今週の大前の視点を読み、皆さんはどうお考えになりましたか? -------------------------------------------------------------  米国投資会社への第三セクター株式売却議案が否決された ニュース解説の中で、大前は外資系企業の存在について触れています。 大前は黒船来航や戦後の財閥解体などの歴史的事件を挙げて、 外資系企業を警戒する見方に疑問を呈しました。 思い込みなどから、異質な組織や文化に対し 警戒してしまうということはビジネスの現場でもよくあります。 そういった思い込みから脱却するためには、 正しいロジックに基づいて冷静に現象を捉える必要性があります。 「思い込みに左右されない論理的思考を鍛える」 問題解決力トレーニングプログラム(大前研一 総監修) ⇒ http://r34.smp.ne.jp/u/No/535950/G3aC5hH7ci0D_43171/1401100010.html ┏━■ 問題解決力トレーニングプログラム より ┃2┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┗━┛                   ◇◆ 修了生による受講体験談のご案内 ◆◇      学習をスタートした動機は?修了後の学習効果は?        ウェブサイトにて「受講生・修了生の声」を紹介しています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 問題解決力の体系的学習をオンラインで提供する当プログラム。 開講から11年、延べ1万人以上のビジネスパーソンが受講されてきました。 今回は受講を通して問題解決力を習得した、 修了生たちの学習体験談をご紹介します。    ・なぜ当プログラムで問題解決を学ぼうと思ったのか?  ・オンラインでも継続的に学習することが出来るのか?  ・学習後はどのような効果が出たのか? このような、皆さんの素朴な疑問にお応えできるコンテンツです。  ▼修了生の声はこちらから http://r34.smp.ne.jp/u/No/535950/cjkY70H7ci0D_43171/1401100020.html   営業、システムエンジニア、経営企画、研究開発、店舗マネジメントなど、 皆さんの立場にも通じる様々な修了生の体験談をご覧いただけます。  ▼修了生の声はこちらから http://r34.smp.ne.jp/u/No/535950/cjkY70H7ci0D_43171/1401100020.html ┏━■ 問題解決力トレーニングプログラム より ┃3┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┗━┛         ◆◇ 奨学還付金制度 第二期のご案内 ◇◆          対象コースを修了すると10万円を還付!        奨学還付金制度の第二期募集は1月26日24時まで        ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 問題解決力トレーニングプログラムでは現在、奨学還付金制度の 第二期募集を受け付けています。 お申込み締め切りは来年1月26日(日)24時まで。 今年2月1日からスキルアップや目標達成に向け、 学習を検討されている方は、この機会に是非お申込みください。 ▼奨学還付金制度の詳細や注意点はこちら http://r34.smp.ne.jp/u/No/535950/CC5f3fH7ci0D_43171/1401100030.html 【お申込み期日・開講日】 ○2014年1月26日24時(※2月1日開講) 【対象コース】 ○問題解決必須スキルコース のみ 【還付条件 ※最大で10万円を還付】 ○問題解決必須スキルコースを構成する全4つの講座と  最終修了レポートのうち「問題解決基礎スキル講座」を  修了された場合5万円を還付します。 ○上記「問題解決基礎スキル講座」を修了し、  かつその他3つの講座の修了と最終修了レポートに  合格された場合、更に5万円を還付します。 ▼奨学還付金制度の詳細や注意点はこちら http://r34.smp.ne.jp/u/No/535950/5jca8GH7ci0D_43171/1401100040.html ┏━■ 問題解決力トレーニングプログラム より ┃4┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┗━┛        ★☆ 企業経営必須スキルコースの講座をご紹介 ☆★           自分に今必要な内容を選んで学べる!        経営者視点で仕事をするための15講座をピックアップ。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 企業経営必須スキルコースでは、経営者の視点から 仕事をする上で必須となる15講座を豊富に取り揃えております。 1講座から受講が可能なため、ご自身の仕事や役職、 求められているスキルに合わせて、必要な内容を選び、 短期間で学習することができる講座設計となっています。  ▼企業経営必須スキルコース全15講座はこちら  http://r34.smp.ne.jp/u/No/535950/DDySiEH7ci0D_43171/1401100050.html 今回はそのうち2つの講座をご紹介! 【成果を出す人材の分析・発見講座】 この講座では、どのようにすれば俗説や自分の偏った見方に 惑わされず、人材の能力・適正を正確に見極めることができるのか、 その方法について具体的に学びます。 ・講師 川上 真史 ・受講期限 2ヵ月 ・標準学習期間 4週間 【R&Dマネジメント】 この講座では、MOT(技術経営)の基本的考え方を学びます。 豊富な企業事例を紹介しながら、R&Dマネジメントの 基本的フレームワークや、知識を身に付けることができます。 ・講師 伊藤 良二 ・受講期限 2ヵ月 ・標準学習期間 4週間程度  ▼企業経営必須スキルコース全15講座はこちら  http://r34.smp.ne.jp/u/No/535950/hBcGKAH7ci0D_43171/1401100060.html ┏━┓ ┃5┃ クリックアンケートにご協力お願いします ┗━┛ ―――――――――――――――――――――――――――    今回の記事はいかがでしたか? 『道州制・大阪府政〜冷静に現象を捉える視点を鍛える』   下記の項目のうち、最も当てはまるもののURLをクリックしてください。 【a.大変参考になった】  http://r34.smp.ne.jp/u/No/535950/keRqejH7ci0D_43171/1401100070.html 【b.参考になった】  http://r34.smp.ne.jp/u/No/535950/5DQk62H7ci0D_43171/1401100080.html 【c.やや参考になった】  http://r34.smp.ne.jp/u/No/535950/70Ggc7H7ci0D_43171/1401100090.html 【d.あまり参考にならなかった】 http://r34.smp.ne.jp/u/No/535950/AgjWCFH7ci0D_43171/1401100100.html      ▼前回のクリックアンケート結果発表   前号の記事のアンケート結果は、下記の通りでした。  『徳洲会問題・高速道路運営・後発薬医薬品                〜目的に基づいて解決策を考える』   ・大変参考になった ……………… 56.04% ・参考になった …………………… 34.17% ・やや参考になった ……………… 6.49% ・あまり参考にならなかった …… 3.30% ご協力ありがとうございました。 この結果は今後のメルマガ作成の参考にしてまいります。 ┏━┓ ┃6┃ あとがき:初詣に行ってきました。 ┗━┛ ―――――――――――――――――――――――――――― すでに10日が経ちましたが、皆さん年が明けてから いかがお過ごしでしょうか。 私は仕事始めの1月6日に、 会社の同僚と都内の神社へ初詣に行ってきました。 ここは商売繁盛や開運招福などのご利益があるようで、 スーツ姿で参拝に来ている人で賑わっていました。 私が境内で最も印象に残ったのが、 数多く並べられている赤い提灯に書かれた文字。 有名な芸能人の方の名前の横に「芸道精進」と書かれており、 後で調べてみると、芸能の御利益があることでも有名なようです。 「縁結び」や「必勝祈願」などは良く聞きますが、 芸能の御利益というのがあるのを初めて知りました。 新年から新しい発見があり、良いスタートが切れた気がします。 今年もご愛読の程、宜しくお願い致します。                  (編集部 とも) ――――――――――――――――――――――――――――――――   次号:2014年1月17日 配信予定 通常号は毎週金曜日発行(+増刊号) ★バックナンバーはこちら http://r34.smp.ne.jp/u/No/535950/e48y06H7ci0D_43171/1401100110.html ★大前研一のHPはこちら http://r34.smp.ne.jp/u/No/535950/jdkA7gH7ci0D_43171/1401100120.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【メールマガジンの配信停止】 下記URLより手続きを行ってください。 ⇒ http://r34.smp.ne.jp/u/No/535950/d7E_ekH7ci0D_43171/1401100130.html    【配信先メールアドレス変更方法】 1)下記URLにて現在のメールアドレスの配信停止を行ってください。 ⇒ http://goo.gl/AibHAl 2)下記URLにて新しいメールアドレスをご登録ください。 ⇒ http://r34.smp.ne.jp/u/No/535950/d7E_ekH7ci0D_43171/1401100130.html 【各種お問い合わせ】 下記URLより受け付けております。 ⇒ http://goo.gl/Lt5zsb 本メールマガジンの全文を転送される場合は許可申請など不要です。 ぜひお知り合いの方にもご案内ください。 また一部を転載・配布することやblog掲載などを希望される方は、 上記【各種お問い合わせ】よりお問い合わせください。 ★発行・編集 BBT大学オープンカレッジ 問題解決力トレーニングプログラム 大前研一ニュースの視点 編集部 ━━━━━━━━━━━━ Copyright 2014 BUSINESS BREAKTHROUGH INC. ━
===転載おわり====

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        一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!

       【第538号】 発行日:2013年7月2日
            http://www.isshinjuku.com

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■事務局長メッセージ(講義紹介編)

      『一新塾講師に金美齢氏(JET日本語学校理事長)』

                       一新塾代表理事・事務局長 森嶋伸夫

■一新塾第33期(2013年11月開講)のお知らせ

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メルマガ読者の皆さま、こんにちは。一新塾の森嶋です。

毎週水曜・夜の講義では、自らのミッションを深く探究するために、社会変革 の最前線で活躍されている講師の方々の志を生きる姿勢に触れさせていただき、 講師の姿勢と自分の姿勢を比べ、たくさんの気づきをいただいています。

6月19日には、一新塾講師として金美齢氏にお越しいただきました。

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 事務局長メッセージ(講義紹介編)

     『一新塾講師に金美齢氏(JET日本語学校理事長)』

                      一新塾代表理事・事務局長 森嶋伸夫

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6月19日は一新塾講師として金美齢氏(JET日本語学校理事長)をお迎えし 「日本再生への提言」をテーマにご講義いただきました。

金美齢氏は1934年に日本統治下の台湾で生まれ、日本統治から中国国民党 統治への変化を目の当たりにされました。1959年に留学生として来日し、 早稲田大学第一文学部英文科に入学。在学中に台湾独立運動に参加していた ことにより国民党政府により30年あまり帰国の道をたたれてしまいました。 早稲田大学大学院在学時より、複数の大学で講師を歴任、英語教育に携わられ、1988年よりJET日本語学校校長、現在は理事長。
各種メディアにおいて教育・社会・政治等の分野で様々な提言をされています。

プライベートでは、日本で結婚、出産され、学び、働きながら、二人の子を 育て上げられました。

この激動の時代に外国人として日本と対峙し、揺るがぬ自分軸をもって歩まれ てきた金氏より、経済、政治、子育て等について、地に足ついた自らの実体験 に根差した多彩な話をお聞かせいただきました。
その一部をご紹介させていただきます。

◎人生が一つにつながる時

「一つ一つのことが、ある時、有機的にぱっと一つにつながるんです。
 その瞬間がくるんです。その瞬間がいつかっていうことだし、つなげられるか、  ということが問題なんです。
 だから、これかあれか、じゃなくて、これもあれも、なんです。すべて。」

◎塾生への励ましの言葉

「一歩ずつ、継続は力、日頃の積み重ねです。
 自分が何をやりたいのか、そのために何が必要で、自分は何が足りないのか。
 何をするにしても人間としての修業というか、教養、はとっても大切なこと。
 専門がなんであろうと、土台を広くするということ。
 広い敷地がなければ高い家は建てられない。

 運は自分が努力して呼び寄せるもの。
 天の時、地の利、人の和。人の和と地の利は努力してつくるものです。
 そしてそれがしっかりできていれば、天の時が舞い降りることがあります。
 準備万端整っていたら天の時が舞い降りたとき、ぱっととらえることができる。
 苦労は避けちゃだめ。一つ一つの苦労を乗り越えることによって自分が強く  たくましくなって成長します。
 時にはだめもとでもいいからやってみる。それからプラス思考。」

◎『金美齢のお茶物語』

「私は今、『金美齢のお茶物語』のチラシを配って台湾の烏龍茶を販売して  います。大きな商売はできませんが、これが、私にとって大切なことであり、日台交流のためでもあるのです。
 『烏龍茶は台湾なんだ。』ということを一人でも多くの方に知ってもらいたいのです。」

大きな岐路に立つ日本。
真剣勝負で社会にぶつかり、異国の地で戦い続けてこられた金氏。
私たちも誰かの価値観に翻弄されることなく、自分の実体験に地に足をつけて、揺るがぬ哲学、確固たる自分軸でしっかり激動の時代とぶつかってまいりたいと思わせていただきました。

金美齢プロフィール---------------------------------------------------

1934年、台北生まれ。
59年に留学生として来日し、早稲田大学第一文学部英文科に入学。
71年、同大学院文学研究科博士課程修了。
75年よりイギリス・ケンブリッジ大学客員研究員。
早稲田大学英語講師等を経て、JET日本語学校校長を務める。
現在、同校理事長。評論家。
2000年5月〜06年5月、台湾総統府国策顧問。台湾独立を願い、日台の親善にも努め、政治、教育、社会問題等でも積極的に発言。
テレビ討論番組の論客としても知られる。
主な著書に、『この世の偽善〜人生の基本を忘れた日本人』(PHP研究所 2013.4発行)
『日本人の覚悟』(ワック)、『凛とした日本人』『夫への詫び状』
(以上、PHP研究所)などがある。

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     一新塾 第33期(2013年11月開講)のお知らせ

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次回一新塾第33期は2013年11月に開講予定です。
「一新塾体験ワークショップ&説明会」は2013年8月よりスタートします。
まもなくご予約を受付させていただく予定です。
説明会の日程が決まりましたら「一新塾ニュース」にてご連絡させていただき ますので、ぜひとも、ご参加ください。

「一新塾ニュース」では、社会変革に向けて志を生きる姿勢を引き続き ご紹介させていただきますので、今後も、ぜひ、ご期待ください!

また、一新塾Facebookページでも、メッセージを発信しておりますので ご覧いただければ嬉しいです。
→ http://www.facebook.com/isshinjuku

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<編集・発行は> 特定非営利活動法人 一新塾 事務局 森嶋伸夫
●ご意見・ご感想はこちらへ  >>> iss@isshinjuku.com
●一新塾ホームページはこちら >>> http://www.isshinjuku.com/
●メールマガジン退会はこちら >>> http://www.mag2.com/
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◎一新塾ニュース〜今のニッポンを変えろ!
のバックナンバー・配信停止はこちら
⇒ http://archive.mag2.com/0000058219/index.html

===転載終わり==== (H25.07.02)




===転載====

みなさまゑ イキナリ梅雨らしくなってまゐりました。災害に至らなければよいのですが……。

■■ 今年4月刊行「里山 いのちの譜―中国山地の暮らしを訪ねて」出版記念写真展、7月2〜7日、広島で開催。詳細は以下の通りです。
「里山 いのちの譜―中国山地の暮らしを訪ねて」出版記念写真展
日時 2013年7月2日(火)〜7日(日)11〜20時(最終日は17時まで)
会場 アーバンビューグランドタワー gallery G
   広島市中区上八丁堀4-1 http://www.gallery-g.jp/
主催 「里山 いのちの譜」出版記念写真展実行委員会
共催 一般社団法人庄原市観光協会
後援 庄原市・中国新聞社・広島民俗学会・NPO法人アースランドフォトネットワーク
協賛 ヒゴタイの会・みずのわ出版

■■ 今週末から発送作業に入る予定の新刊DMの文面を、当メエルにてお送りいたします。手がまわりきらんので、すべて発送を終えるころには梅雨が明けてしまってゐるかもしれません。また、経費節減のため、頻繁にご連絡をいただいている方につきましてはこのメエルをもってDMに代えさせて頂きます。あしからずご了承願います。

 各位

 拝啓 梅雨の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

 超多忙のため新年の御挨拶をお送りできず失礼いたしました。周防大島移転まる2年、ぼちぼちとやっております。近況報告、本のご案内など、お送りします。

 ●みずのわ出版、最低あと20年はツブれるわけにはいきません
 うちの殿下こと長男・悠太(昨年10月出生。4月から保育園児)が片付く目途がつくであろう、いまから21年後、65歳をもってみずのわ出版を廃業すること、子供には継がせないことで、家族会議の議決をとりつけました。21年と云いましたら大分と先の話と思われるかもしれませんが、過ぎれば早い、それほどに人生の時間は多くはない、だからこそ、限られた人生の時間のなかで、やるべきことを真剣にやらねばならぬと思うわけです。
 現実には、市場在庫やらやりかけの仕事やらあって、いざ廃業すると正式決定してもすぐに廃業するわけにはいきませんし、第二殿下もしくは姫が出来るかもしれぬも考えると3年から5年の定年延長は必要になるかもしれません。逆に、出版をめぐる状況のさらなる悪化は不可避であろうという考えに立てば、廃業時期の若干の前倒しもあるかもしれません。こればかりは、やってみなければわかりません。
 年間8点作ったとして、制作可能な点数は20年間で160点です。これまで作ってきた本が、きちんと数えてはいませんが、私家版や他社での仕事も含めておそらく180点ほどです。すなわち、折り返し点は過ぎたということです。  印刷所に迷惑をかけるわけにはいきません。また、どれほどに経営が苦しかろうとも断じて作ってはならぬ本があるのと同時に、是が非でも作らねばならぬ本もあります。この先、少部数であろうとも、まともな本を1点でも多く世に残しておく必要があると考えます。
 そのうえで、可能なかぎり自給自足の暮しが維持できるように自家農園を整備するとともに、今後の高齢化過疎化の進行でウチの部落で耕作不能になるであろう耕地を借りるもしくは買い取ってでも、多少はおカネになる農業を目指す必要があると考えます。そうしていかないことには、私たち夫婦はよくても、後の世代である殿下がこの島に住み続けることは難しくなるであろうと、それを考えないわけにはいきません。
 地方がここまで疲弊したのは、多様な要因がありましょうが、その重要な要素の一つが「団塊の世代がよってたかって日本社会を悪くした」ことにあると私は考えます。神戸に居る私の両親などその典型ではありますが、地方から都会に出た団塊の世代、およびそれより少し上の世代を中心とした人たちが、自身の出身地をきちんと顧みることなく、夫々の地で連綿と受け継がれてきた生活文化を次世代につなぐ役目を放棄したこと、これに尽きるのではないでせうか。政治に携わる人々の馬鹿さ加減にもよく表れていますが、「今さえよければいい」といふ「気分」が世上に蔓延してしまったのも、それが原因ではないか。だからこそ、都会に作るわけにいかない原発を、これだけ、僻地に押し付けてきたわけであろうと。そこまでやってきて、のうのうと生き、のうのうと死ぬるつもりか、と。思えば、眩暈がします。
 先の世代に迷惑かけんためにも、仕方がないので、私は、私の親の世代がやってきた不始末の数々への、尻拭いをしていかなしゃーないと思い至りました。足掛け17年にわたって売れもせん本ばかり骨々と作りつづけてきたことも、そのためでありました。が、3.11を契機に、本なんか作っとる場合ではないと思い到りました。加えて、1.17を経験した神戸という街は、人死ににまつわる記憶をまったくもって大切にしていない。復興の名のもとに、すべてコンクリで塗り固めてしまった、その行き場を失った怨恨とは何か。1.17を境に変わることなく継続したものとは何か。神なき神の戸とは何か。そのなかにあって、西神ニュータウンの少年Aは凶気を育んだ。彼是ありますが、3.11を契機に、私が神戸という根も葉もない都市を見限った理由の一つでもあります。
 それを思えば思うほど、本など作ってる場合ではない。否、だからこそ本は必要不可欠であるという反語でもあるのですが、しかしそれにしても、夫々の地にあって、世代交代をしながら人が暮らしつづけるうえで、何が必要なのか。本よりも、もっと大事なものがあると、それを強く思うわけです。
 20年以上もパラサイトシングルを続けてきた(困ったことに四十路に入った現在も変わらず、です)私のある身内が、「やりたくなった時がやる時だ。だから、いまは焦って働かなくてもよい」と宣ったことがあります。ナニヲカ云ハンヤ、です。焦りは禁物ですが、一方で、個々に与えられた人生の時間はそう多くはありません。本の形で残しておきたいという企画がありますれば、なるべく早いめにご相談ください。つまらんモノならばお断りしますが、文化的に大切だと思う仕事であれば売り本であろうが私家版であろうが全力をあげて形あるものにしたいと思います。ここまで本が売れなくなってしまえば、すぐれた企画であっても、どうしても自費出版(もしくは、最低限、印刷代分は著者扱いで売り切っていただく形式)になってしまいます。この点、御諒承願います。
 本を買って下さい。買い支えて頂かないことには、出版文化は滅んでしまいます。また、本を読まないと馬鹿になってしまいます。テレビなど視る必要はありません。新聞も然り。ネットはスグレモノではありますが、ほどほどにしましょう。そんなことよりも、本を読みましょう。
 新刊・近刊案内は別紙の通りです。  2012・13年の刊行物一覧はこちらへ→ http://www.mizunowa.com/book/genre/12-an%60nai.html

 ●「宮本常一離島論集」2013年8月全巻完結につきまして →周防大島・猫庵便りvol.11で既出のため省略。 文面はこちらへ→ http://www.mizunowa.com/book/genre/miyamoto-ritou.html

 ●浜に寄る藻を拾いつつ  島の生活文化をめぐって、京大東南アジア研究所の実践型地域研究ニューズレター「ざいちのち」(発行は7月頃か?)用に書いた拙文を、発行者の許諾をいただいたうえで、以下転載します。もの書き稼業は廃業に等しい状況ですが、勘が鈍らないように、時々は書いています。
 数年前のこと、「あなたの仕事からは新しいジャーナリズムは生まれない。みずのわ出版は価値がない」と、在京のあるジャーナリストから痛罵されたことを思い出します。私自身は、大文字のジャーナリズムなんて糞がつくほどにくだらないモノなんぞ、やってるつもりはないし、おカネもらってもやりたくないのですがね。まあ、長い時間かけて、勝負つけてやるつもりです。

 【以下、転載】

 浜に寄る藻を拾いつつ一昨年の夏に都会暮らしを見限り、山口県周防大島の亡祖父母宅に帰って素人百姓を始めた。家の敷地内に50平米くらいの畑があり、祖母が生きていたころは家で食べる野菜類は殆ど自前で賄ってきた。13年前に祖母が亡くなり、家は10年ほど無人になった。畑が痩せないようにと空いたスペースに柑橘類を植えて月一度の帰省のたびに草ひきに精出したのだが、日常的にきちんと面倒をみない畑では芳しい成果が上がろうはずがなかった。
 畑を再生するにあたり、化成肥料に頼らない循環可能な農業が実践できないものかと考えた。偶さか本業の出版の仕事で、印南敏秀編著「里海」三部作(「里海の生活誌」「里海の自然と生活1・2」みずのわ出版、2010-2012年)の刊行に携わったこともあり、上記三部作で重要なキーワードとして採り上げられた、ホンダワラやアラメ、アマモなど食用にしない雑藻(海藻・海草)の活用、かつて全国の海辺で当り前に見られた生活文化を取り戻すことから始めてみようと思い立った。
 浜で寄り藻(ちぎれて浜に打ち上げられた藻)を拾い、これを乾して畑に入れる。周防大島文化交流センターで取り組んでいる「海里山」体験学習の仕込みも兼ねて、学芸員の高木泰伸君と私とで、同センター地域交流員の福田隆司御大の指導を仰ぎつつ、時々浜に出て仕事に精出す。昼間から遊んでいるようにも映るが、海に出る楽しみ、作る楽しみ、食べる楽しみとかいったものと抱き合わせでないと、こういうものは長続きしない。
 周防大島に限らず、瀬戸内の島々の多くは花崗岩質で元々土が痩せているうえに農地も狭隘で、換金可能な作物に恵まれず、それゆえに貧しい土地でもあった。明治以降の海外移民、近世以前から続く出稼ぎの風は、島で養える人口パイが小さく、島では食ってはいけぬという切実な問題が根底にあった。たとえば、周防大島では江戸末期に甘藷が導入され、肥料藻の活用による生産増も相俟って人口の増加をみたものの、狭隘な農地では爆発的に増えた人口を養いきれるはずがなく、結果として出稼ぎの風を強めることになった。
 ウチの周りの農地は昭和40年代初めにコメからミカンに転作した。その当時の農家の跡取り世代が、いまは70歳代を超えている。彼らの多くに跡取りはいない。ここでは「青島」という温州みかんの従来品種が主流を占める。温州みかんが大したおカネにならなくなって久しい。とはいえ、代々作ってきた畑だからやめるわけにはいかんという使命感で続けている人、百姓仕事が好きで続けている人、そして長年の生活習慣、そういう人たちが島の農地を維持している。
 せとみ(なかでも、糖度13.5度以上、酸度1.35%以下のものは「ゆめほっぺ」のブランド名で販売される)、デコポン、レモンなど、もっとおカネになる柑橘類は確かにある。だが、それに切替えようにも、いまの農業はかつていわれた「三ちゃん農業」どころか、多くの場合、担い手は年寄りばかりで、跡取りのいないケースも多い。
 作付を転換しようにも人手と労力がかかる。せとみは高く売れるといっても、畑の管理に加えて寒をしのぐための袋かけや熟成するための貯蔵に多大な労力を要する。温州みかんがおカネになるといってコメから作付転換した昭和40年代と同様に、この先農業で食っていくためには時代の要請に沿った作付転換は不可欠であろう。だが、それができなくなっているところに、現代の問題がある。ここでもまた、循環が断ち切られようとしている。
 戦後、沿岸の埋立てが進み畑の農薬が流れ込んで海の藻が減ったこと、流れ藻の寄る浜が減ったこと、そして化成肥料の普及により、藻は肥料として利用されなくなり、海への無関心も相俟って、循環する海辺の生活文化は断ち切られた。
 痩せた農地で収量を上げるために化成肥料は効果があった。だが、長い目でみれば、それが地力を弱らせる結果ともなった。農薬も含め、陸地の汚染物質は海へ流れ込む。ウチのたかだか50平米(半畝)の畑に一度入れるのに必要な乾燥藻がおよそ20キロ。1反あたりだと400キロになる。必要な労力と確保できる寄り藻の量で考えると、これでは家庭菜園なら可能だろうが、農業経営を成り立たせるのは不可能だ。現在、産卵場保護のため藻刈(生えている藻を刈り取ること)は禁止されている。昔は多くの農家が藻を採っていた。それほどまでに昔の海は豊かであったのだろうし、また、担い手も多かったということだろう。戦後の経済成長のなかで、そういったもののすべてが断ち切られたということか。浜に流れ寄る藻を拾いつつ、この国と民族の先行きを思いつづけている。

*転送ならびに転載は大歓迎、です。

みずのわ出版/みずのわ写真館
代表 柳原一徳

〒742-2806 山口県大島郡周防大島町西安下庄(にしあげのしょう)、庄北(しょうきた)2845 庄区民館2軒上ル Tel/Fax 0820-77-2451(作業場直通) Tel/Fax 0820-77-1739(休日・早朝夜間)
E-mail mizunowa@osk2.3web.ne.jp URL http://www.mizunowa.com blogみずのわ編集室 http://d.hatena.ne.jp/mizunowa/
フェイスブック http://www.facebook.com/Mizunowashuppan 携帯電話 080-3816-1083
携帯mail mizunowa-shuppan@docomo.ne.jp

===転載終わり====  (H25.06.22)




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当該サイトで推薦している図書を紹介します。


推薦図書3号、「出会いを哲学する」:吉川宗雄著

※アイコンをクリックすると「アマゾン」にジャンプします。  (H25.06.16)





謹 賀 新 年  平成25年



(管理人)




謹 賀 新 年  平成24年



(管理人)




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> みなさま ゑ > > > みずのわBCC放送、改め、周防大島・猫庵便りです。 > > 9月に到りて、本年初のBCC送信となりました。 > といいますのは、某MS社の欠陥ソフト、ア○トル○ク・エ○スプレスの不具合により、昨年末よりアドレス帳の呼び出しが出来なくなってしまい、私の機械音痴も相俟って、いまだ復旧の見通しが立たないのです。今回のお知らせを送信するにあたり、昨年9月時点のバックアップデータを使用する次第です。連絡漏れとなる方が多数生じるかもしれませんが、どうかご容赦下さい。 > > 以下、本題です。 > > > ■■ > 1997年末の「みずのわ出版」創業以来足掛け15年にわたり、神戸の地にあって出版活動を続けてまいりましたが、この度、2011年9月を以ちまして、私の郷里・山口県周防大島に移転することになりました。出版業が縮小を余儀なくされるなかにあって、それでも地方零細版元を継続するために本拠地移転を選択しました。なお、小社写真部門を「みずのわ写真館」として、本年末を目処に、大島を拠点に仕事を始める予定です。 > > > ■■ > 9月16日から17日にかけて家財道具を移動しますが、実質9月2日(金)をもちまして、神戸の仕事場兼自宅を閉鎖します。神戸の電話078-242-1610(F兼)は9月13日(火)を以て廃止します(9月3日から13日の間は、周防大島に転送します)。 > 移転先は、以下の通りです。登録変更、よろしくお願いします。 > > ■■ > 〒742-2806 > 山口県大島郡周防大島町西安下庄(にしあげのしょう)、庄北(しょうきた)2845 庄区民館2軒上ル > Tel/Fax 0820-77-2451(作業場直通電話:9月19日(月)開通予定) > Tel/Fax 0820-77-1739(休日・夜間) > E-mail mizunowa@osk2.3web.ne.jp ←変更なし > URL http://www.mizunowa.com  ←変更なし > 携帯電話 080-3816-1083 ←変更なし > 携帯mail mizunowa-shuppan@docomo.ne.jp (携帯アドレスをauからdocomoに変更しました) >
★=========転載(H23.09.07)=========★




===転載====
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 お願いします、皆さんのお力を貸してください。
 みちのく岩手・盛岡の酒蔵あさ開直営店
 あさびらき十一代目 源三屋
 http://www.rakuten.ne.jp/gold/asabiraki/?scid=rm_205335
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 東北地方太平洋沖地震により被災された皆様に 心よりお見舞い申し上げます。
 内陸部の盛岡にある源三屋は皆様のご支援のおかげで、  なかなか元通りとは参りませんが、  それでも確実に少しずつ日常を取り戻しつつあります。
 これからは岩手の地場産業として「支援する側」に回って、  一日でも早い復興の一助となるべく全力で努力して参ります。
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 こんばんは、源三屋店長のササキです。
 メルマガの最初っから何なのですが、  まずはお詫びから。
 今年は例年以上にしっかりと準備をして挑んだ父の日ですが、  やっぱりイッパイイッパイになりまして、  結局メルマガを一通も出せずじまいでした。  ごめんなさい。
 現在もまだ「遅れてゴメンね」の父の日ギフトの発送中ですが、  まずは本当に沢山の皆様からご注文いただきましたことを、  心より御礼申し上げます。
 「このままではきっと会社が潰れてしまう。」
 そう絶望した震災直後の3月を思えば、  こんなにありがたい話はありません。
 本当に本当にありがとうございました。
 父の日のご報告はクレーム(本当に申し訳ありません)も含めて、  また改めて後日にキチンとさせていただきます。
 本日も。
 皆さんに受けた御恩を美味しいお酒でシッカリお返しして、  頂いたご支援で得た力は、  もっと大変な被災者の皆さんの支援へ。
 改めてそう心に誓う店長ササキがお送り致します。
         It starts. (やります。)
 本題である大切なお願いの前に、
 まず【ポイント10倍】のお知らせから。
 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  エントリー不要 源三屋店内のお買い物が【全品ポイント10倍】
 【開催期間】2011年6月24日(金)10:00から2011年6月27日(月)9:59
 【対象】当店でお買い物された楽天会員全員
  ※本キャンペーンはエントリー不要です
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
 源三屋は元気と笑顔こそが世の中を回し、  復興の助けになると考えます。
 今後も過度の自粛はせずに、  ポイントキャンペーンなどにも積極的に参加いたします。
 今回も10倍のポイント付与の原資は全て源三屋で負担いたします。
 付与されたポイントから、ご無理のない範囲で結構ですので、  今回ご案内しているチャリティーイベントへのご協力、  他の東北の物産のご購入、  被災者の皆さんへの義援金としてのご協力を頂ければ幸甚に存じます。
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  東北地方太平洋沖地震の被災者義援金
  楽天クラッチ募金にご協力をお願い致します。
  http://corp.rakuten.co.jp/csr/contribution/
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 それでは本日のご案内です。  せっかくの【ポイント10倍】セールの開催なのですが、  本日はお酒のご案内はございません。  今回のメルマガはいつもとは少し異なる「商品」のお願いです。
 もしこれからお話しする私の考えを聞いていただいて、  少しでもご賛同をいただけたらば、  ぜひとも皆さんのお力を貸してください。
 今回ご案内する「商品」は・・・
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 被災者の皆さんにお届けする「笑顔と元気と思い出」です。
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 私は今、岩手県内の有志の会社さんたちと一緒に、  3月11日の東日本大震災で大きな津波被害を受けた、  岩手県沿岸の被災地でのチャリティイベントを準備しています。
 期日は7月3日の日曜日。
 場所は3月11日の津波で大きな被害を受けた、  岩手県下閉伊郡山田町。
 三陸産の牡蠣の養殖で有名な、  リアス式海岸の景観が美しい海辺の街です。
 当日の会場は御蔵山という少し高台になっている広場で、  眼下には穏やかさを取り戻した山田湾と、  そして津波によりほとんどの建物が無くなった、  壮絶な街並みが広がっています。
 ここに被災者の皆さんを無料でご招待して、
 ・焼肉バーベキュー
 ・ソーセージ
 ・おにぎり
 ・わんこそば
 ・震災を逃れた山田産の牡蠣
 などの岩手の食と
、  ・ベアレン醸造所の地ビール
 http://m3.rakuten.co.jp/gold/baeren/%253fscid%3drm_205335/-/4/4efr/80unn/1/fqo1i/
 ・くずまきワイン
 http://m3.rakuten.co.jp/kuzumakiwine/%253fscid%3drm_205335/-/1/4efr/80unn/2/fqo1i/
 ・あさ開の日本酒
 http://m3.rakuten.co.jp/gold/asabiraki/%253fscid%3drm_205335/-/4/4efr/80unn/3/fqo1i/
 などの岩手の地酒を楽しんでいただくつもりです。
 小さなお子さんやお酒を飲めない皆さんのためには、  山ぶどうのジュースやスイーツ、  あさ開のあまざけなどもお持ちする予定です。
 イベントのスタートにはあさ開の樽酒で鏡開きを行い、  会場にはお子さん達のためにエアートランポリンが設置され、  大道芸のパフォーマンスなども予定しています。
 美味しい料理とお酒、楽しい催し物で楽しんでいただき、  いまなお本当に厳しい環境で生活されている皆さんに、  日々の疲れを癒していただいて、  笑顔と元気をお届けしたいという思いです。
 当日はおよそ1,000人の被災者の皆さんの来場を見込んでいます。
 イベントの運営スタッフは50人ほど必要なのですが、  私たちや現地のボランティアの皆さんが担当し、  基本的に人件費はかかりません。
 さらに機材の貸し出しなども無料でご協力をいただくことができ、  資金は前回の開催時の繰越などもあるのですが、  それでも食材やら紙コップやらの諸費用を含め、  総額130万ほど必要な見込みです。
 ・・・はなはだカッコ悪い話なのですが、  まだまだ我々が「ポン」と全額を出せる金額ではありません。  そこでこの企画の趣旨にご賛同いただける皆様に、  この「商品」を「買って」頂こうと考えました。
 ご購入いただいたお品物は、直接は皆様にお届けになりません。  その代わりに後日、  「子供たちの楽しい思い出と被災者の皆さんの笑顔」  をしっかりとお届けするつもりです。
 不謹慎なのかもしれません。
 偽善的なのかもしれません。
 それでも開催は熟慮を重ねた上での決断です。
 もしご賛同いただければ、  どうか皆さんのお力を私にお貸しください。  お願いします。
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 ■7月3日(日)岩手県山田町チャリティーイベント
 ☆『山田町サマーフェスティバル』ご協力のお願い
 http://m3.rakuten.co.jp/asabiraki/617016/925687/%253fscid%3drm_205335/-/1/4efr/80unn/4/fqo1i/
                    共同購入ひと口:500円
 ※いわゆる「代理購入」の形式となりますので、   お客様には商品はお届けいたしません。
 ※ご購入頂いた分はすべてイベント運営にあてさせていただきます。
 ※イベントの様子と会計報告は後日に詳細を必ずご報告申し上げます。
 当日に会場に皆さんのコメントをプリントしてお持ちしますので、  ご購入時にはぜひ「コメント欄」よりひと言をお願いします!
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 今回のこのイベント、以前にメルマガでご案内した、  同じ岩手・盛岡にある当店のお友達ショップである、  ☆クラシックビール・ベアレンさん
 http://m3.rakuten.co.jp/baeren/505746/935936/%253fscid%3drm_205335/-/1/4efr/80unn/5/fqo1i/
 が、5月8日に企画・実行したイベントの第2弾です。
 当時も本当に開催の判断が難しく、  その時はベアレンさんの単独開催となったのですが、  今回はあさ開を含む数社にお声がけを頂いて、  協力体制を組んでより大きな規模での開催を目指しています。
 沿岸部の震災からの復興はまだまだなされず、  被災者の皆さんも苦境の中にある中で、  多くの方がいまなお眠る海を前にしてのイベント。
 開催の判断は本当に悩みました。
   この企画の主催者である「やまだ夢プロジェクト」の代表の方も、  震災から3ヶ月たった現在も避難所で生活されています。
 もしかしたら被災者の皆さんには食料品や生活物資、  義援金のほうが実際には役に立つのかもしれません。
 そんな状況の中でお酒のイベントを開催するわけですから、  ご批判もあるやもしれません。
 それは承知の上での開催です。
 それでも最終的に開催することを決めたのには、  理由があります。
 僕はですね。
 不謹慎に思われるかもしれませんが、
 被災者の皆さんが楽しくて心から笑えるような「お祭り」をしたいんです。  このイベントの話を最初に伺った時に真っ先に頭に浮かんだのは、  被災地の子供たちの事でした。
   「これから先、彼ら被災地の子供たちは、     一体どれだけ楽しい思い出を作る事を     我慢させられるのだろうか?」  そんな風に思ってしまったんですよ。
 皆さんにも覚えがあると思います。
 家族で出かけた夏祭りや花火大会の思い出。  夏休みの朝のあのワクワクする感覚。  プールの水面に反射する夏の日差しと友達の笑い声。  親に内緒で買い食いをしたアイスクリームの美味しさ。  被災地以外に住んでいる子供たちは、  これからもごく普通に作ることが出来る思い出。
 これからの人生で、
 本当は彼らだって当たり前に体験できるはずだった、  二度度取り戻す事が出来ない大切な思い出。
 あの震災の日。
 これからの思い出どころか家族や友達をも一瞬で津波に奪われて、  今もなお避難所で生活している子供たち。
 生き残った友達さえも避難などで転校していって、  見知った顔がだんだんと少なくなっていく日々。
 そんな彼らの過ごす日々を思うと、  自分が少しずつ平穏な生活に戻りつつある事にすら、  どこか後ろめたさを覚えてしまいます。
 子供たちは例えつらい現実から目を逸らそうと思ってみても、  変わり果てた姿の町とあの日に牙をむいた海が、  常に目の前には広がっていて、  それを許してすらくれません。
 彼らは小さな目でそれを毎日見続けているんです。
 震災から3ヶ月半が経ちましたが、  復興への道のりはまだまだ遠いのが実情です。
 ゴールが見えない状況でずっと歯を食いしばりながら、  復興への道のりを頑張ってひたすらに歩み続けるのは、  きっと並大抵の苦労ではありません。
 恐らく普通の人間だったらもちません。
 子供たちだけじゃありません、  大人の皆さんだってきっとそうなんです。  だからこそ楽しく元気付けるような「お祭り」をやりたいんです。
 今までに何度もこのメルマガで書いてきましたが、  僕は「美味しいお酒」には、  人を笑顔に、元気にする力があることを信じています。
 美味しい料理や、楽しい催し物もまた同じです。
 どれもこれもただ「生きる」だけなら確かに不必要なもの。
 でも。
 今の被災地には精神的な支えとなる「楽しい時間」は、  お話を聞いていても絶対に必要なものだと思えるんです。
 これからの日々を前向きに生きていくためにも。
 何もいまだ帰らぬ人達が眠る海を前にして、  ただ全てを忘れて酒を飲んでどんちゃん騒ぎをしよう!  そんなバカな事を申し上げるつもりは毛頭ありません。
 私たち自身も同時に鎮魂の祭りでありたいと思っています。
 一般的には鎮魂の祭りというと、  霊を弔うための言葉と解釈されていますが、  本来はその逆の意味を持っていて、  活力を与える、  悪影響をもたらすものを払拭する、  そんな好転的な意味を持つお祭りを指すんだそうです。
 きっと震災で亡くなられた皆さんが願うのは、  哀悼や自粛だけではないはず。
 家族が、友達が、仲間が、生き残った大切な人たちが、  これからの人生を元気に笑顔で幸せに生き続けてくれる事、  それこそがきっと切なる願いなんだと思います。
 僕だったらそう思いますし、  きっと皆さんも同じだと思います。
 小さくてもいいからそのお手伝いがしたいんです。
 私自身も沿岸の大船渡市の出身で、  この震災では多くのものを失いました。
 それでも自分自身は今こうしてここで生きていて、  これからできる事があります。
 海辺のあの街で、  子供の頃に沢山の思い出をもらって成長して、  今はこんな企画のお手伝いが出来るくらいには、  大人になりました。
 だから批判を恐れて二の足を踏み、  安易な自粛をすることは絶対にしたくありません。
 心を痛める「傍観者」でもいたくありません。
 私は今は内陸の盛岡にいて津波被害の当事者ではないけれど、  被災者の皆さんに寄り添う伴走者でありたいと思っています。
 必死で考え抜いて出した結論である「心ある不謹慎」を、  これからも貫きたいと思っています。  大人の皆さんにはホンのひと時でも日々の疲れを癒し、  また明日から立ち上がるための元気を。
   子供たちには大きくなってからも思い出せるような、  そんな楽しい笑顔の思い出を。
 被災地にお届けする小さなお手伝いを、  皆さんにもお願いできないでしょうか?
 お預かりする思いは、  絶対に少しも無駄には致しません。
 もし私たちのこの考えにご賛同をいただけるならば、  皆さんのお力をぜひお貸しください。
 お願いします。
 ☆必ず笑顔と元気と思い出をお届けいたします。
 http://m3.rakuten.co.jp/asabiraki/617016/925687/%253fscid%3drm_205335/-/1/4efr/80unn/6/fqo1i/
 本当に「ついで」のご案内で申し訳ありませんが、  源三屋のお買い物が29日(月)9:59まで店内全品ポイント10倍です。
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 どうぞ美味しい岩手の地酒をこの機会にお求め下さい。
 今回ご案内の共同購入も期間中は10倍の対象です。
 最後の「あとがき」も今回のイベントのお話。
 今日は商売する気がなくなっちゃいました。
━━■ あとがき『 イベントの開催に際して 』━━━━━━━━━
 今回のイベント開催に際しては、  前回開催されたベアレンの嶌田店長さんや、  現地の方に実情をお伺いしながら自分の意思で参加を決めました。
 それでも本当に迷いました。
 今までメルマガなどでもあまり触れてきませんでしたが、  お酒には人を笑顔にして元気にするプラスの力がある一方で、  心のタガを外してしまったり、  逃げ場所になってしまうマイナスの側面もあるからです。
 実際に避難所の中でも、  お酒が原因でトラブルになったケースもあるようですし、  全国の被災者の方の中には、  アルコール依存の方が増えているという報道も目にしました。
 お気持ちを察すれば無理からぬ事かもしれないとは思いますが、  お酒を愛し、商うことを生業にしている者としては、  やはりそういう状況を助長したくはないんです。
 だから当初には避難所に義援物資として、  お酒を送る事なども考えていたのですが、  その方法は取り止めていました。
 夜間ではなく日中の開催にしたり、  お持ち帰りではなくその場で飲んで楽しんでいただく工夫なども、  一生懸命に考えました。
 それでも正直に言えば、  迷いが無かったわけではありません。  そんな私の背中を押してくれた出来事が2つありました。   一つは父の日期間の真っ最中だったある土曜日。
 あさ開も参加している「盛岡まち並み塾」の皆さんが、  被災した陸前高田・大船渡の子供たちと親御さんたちを  旧暦の端午の節句にちなんで招待しました。
 あさ開のある大慈寺町の近隣にはさまざまなイベントが用意され、  酒蔵の敷地内にも大きな鯉のぼりが吊るされました。
 レストラン「ステラモンテ」で食事を楽しんで頂きました。
 きっとどこかで貰ってきたのでしょう、  水ヨーヨーを手にして、  ハシャギまわる屈託の無い子供たちの笑顔を目にして、  「ああ、自分はこのためにやるんだな。」
 自然にそう思えました。
 もう一つは南三陸町の「こども夢花火」。
 http://m3.rakuten.co.jp/minamina/912126/912127/%253fscid%3drm_205335/-/1/4efr/80unn/8/fqo1i/
 ※今回のイベント開催にも参考にさせて頂きました。

 私が薄ぼんやりと考えていた事を、  もっと大きな規模でもっとしっかりと考え抜かれた、  この被災地の皆さんが立ち上げられた企画を見た瞬間に、  ハッキリと「ビビっている場合じゃないんだ」と思いました。  いまだどんなに考えてみても「正しい事」なのかは、  判断しきれません。
 不謹慎かもしれませんし、  独善的なのかもしれません。
 でも同時に正しく判断できる人なんて、  どこにもいないのかもしれないとも思います。
 有り難い事に本当に沢山の皆さんに支えて頂いたけれど  内陸の盛岡にいて家も仕事も残された私は、  いわば「半被災者」みたいなもんで、  もっともっと辛い思いをされている方は他にいます。
 だから今度は自分が「支援する側」にならなければなりません。
 もし自分ができることで、  悲しい思いをしている誰かを笑顔に出来るのならば、  明日からの元気が生まれるお手伝いが出来るのならば、  悩んで決めた道を信じて進んで行こうと思っています。
 もし私のこんな考えに、  少しでも皆さんに共感していただけて、  ご協力を賜ることが出来れば幸甚に存じます。  何卒、ご協力をよろしくお願いします。
 このメルマガを書いているのは24日の夜なのですが、  明朝25日の始発の新幹線で東京に向かいます。

 東京・新宿の小田急百貨店さん11F催事場で開催中の
 ■楽天市場・東北グルメ応援市
 http://m3.rakuten.co.jp/food/ouen-ichi/%253fscid%3drm_205335/-/6/4efr/80unn/9/fqo1i/
 明日25日(土)から最終日28日(木)まで
、  私も売り子としてお邪魔致します。
   やっと父の日が終わったと思ったら
、  物産展、そしてチャリティーイベントと立て続けで、  40歳間近のオッサンにはかなりのハードスケジュール(笑)。
 それでも震災後より皆さんからお寄せいただいた、  温かなお見舞いや励ましに対して、  自分が元気でがんばっている姿をお見せする事で、  少しでもご恩返しできればと思っております。
 もしご都合がつくようでしたら、  ぜひ遊びにいらっしゃってください。
 へば。
====転載おわり====
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 「がんばろう!岩手」 盛岡の酒蔵から美味しいお酒を直送!
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                創業明治4年        □□□      みちのく岩手・盛岡の酒蔵      □□□□□      「あさ開」直営店舗    □□□□□□□□       □□□□□□□□□  (URL)   □□□□□□□□□□ http://www.rakuten.co.jp/asabiraki/?scid=rm_205335   □□□□□□□□□□           ┏━┓┏━┓┏━┓   □□□□■□□□□□□ あさびらき十一代目┃源┃┃三┃┃屋┃ □□□□□□□□□□□□□          ┗━┛┗━┛┗━┛  □□□□□□□□□□□□  020-0828   □□□□□□□□□□□□□ 岩手県盛岡市大慈寺町10番34号  □□□□□□□□□□□□  株式会社あさ開 □□□□□□□□□□□□   (TEL)0120-624-014  □□□□□□□□□□□   [お電話受付時間]  □□□□□□□□□□□□  月曜〜土曜 9:00〜17:30  □□□□□□□□□□□   ※日曜・祝日定休  □□□□□□□□□ □      □□□□□□□     店舗運営担当者:佐々木伸一       □□□      rakuten@asabiraki-net.jp ※酒蔵あさ開は南部杜氏の故郷、岩手県盛岡市の酒蔵です。 (上のマップの■部分が盛岡市です)
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(順不動)  [H23.06.24]





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みなさま ゑ ●今月2度目のみずのわBCC放送、です●毎年のことですが、年度末の突貫工事で忙殺されています。確定申告、まったくの手つかずデス●6年ぶりの刊行となる伝説のミニコミ誌「sumus」の13号、おかげさまで大好評です●今週新刊2点出します●故・鶴見良行氏の「エビと魚と人間と 南スラウェシの海辺風景」、前書と解説を除いて約260頁すべて手書き。鶴見さんの「手仕事学問」にふれる一冊です●「大学生とマチに出よう」、これは「調査されるという迷惑」(宮本常一・安渓遊地共著)、「大学生をムラに呼ぼう」(安渓遊地・安渓貴子共著)に続く三部作。地域を元気にする、地方の小さな大学での実践●これら新刊2点、ご予約の方には、本が出来次第お送りします●わての高校時代の仲間、北京在住やまだこうぞうによるサイト内連載「北京二十年」第9回「2009年、中国を表す漢字」。マスコミが伝えない中国社会の実情がわかります●今年は久しぶりに冬らしい冬になったおかげで、ワタクシ、いまのところ花粉症の症状が出ておりませぬ。みなさん如何でせう。ご自愛のほど。 ■みずのわ放送局「北京二十年」山田晃三(北京在住日本人) 【第9回】2009年、中国を表す漢字 http://www.mizunowa.com/soushin/peking.html ■19日見本出来/22日出来 エビと魚と人間と 南スラウェシの海辺風景――鶴見良行の自筆遺稿とフィールド・ノート 鶴見良行著/森本孝編/村井吉敬解説 http://www.mizunowa.com/book/book-shousai/tsurumi_the%20field.html ■23日出来 大学生とマチに出よう――地域共生授業をつくる 安渓遊地・安渓貴子著 http://www.mizunowa.com/book/book-shousai/a%20street.html *転送ならびに転載は大歓迎、です。 みずのわ出版 (柳原一コ) 神戸市中央区旗塚通3-3-22-403 〒651-0068 Tel/Fax 078-242-1610 E-mail mizunowa@osk2.3web.ne.jp URL http://www.mizunowa.com blogみずのわ編集室 http://d.hatena.ne.jp/mizunowa/
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 これまで「天邪鬼・別館」にリンクしておりました「あまのじゃく・アダルト」は、この「天 鬼・アダルト」に引越しました。(H22.08.22)

 これまで「天邪鬼・別館」にリンクしておりました「あまのじゃく・アダルト」は、この「天 鬼・アダルト」に引越しました。(H18.09.28)






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